2013年11月28日
最近はお客さんと一緒に家を見て回ることが多い。
仕事柄いろいろな部屋を見るがインドの住宅はとても興味深い。
それぞれが作りが独特で似た物件というのはあまりなく、
同じアパートでも新築以外はそれぞれリフォームされているので部屋によって中身がバラバラ。
インド独特のセンスで改修された部屋にはギョッとするものもある。
壁紙が真っ黄色だったり、金銀で装飾されていたり、石が敷き詰めてあったり。
日本じゃお目にかかれないインドクオリティに度々ビックリする。
また、外観と中身が比例しないのもインドの住宅ならでは。
外観が綺麗でも部屋はボロボロと言ったこともよくある。逆も然り。
インドで綺麗で清潔な部屋をお得な価格で見つけるのは至難の業だ。
なぜならインド人はしたたかだから。
この人からもっとお金が貰えるなと感じたらすぐに価格を上げてくる。
強い心で挑まなければ損をする事になる。
そして住み始めてからも大変。
大家は奔放な人が多く、住人をすぐ放ったらかしにする。
いい大家もいるが、何処かに行ってしまい連絡が取れない大家も多い。
日本だと部屋の何かが壊れた場合、大家に相談することが多いが、
ここでは全て自分で各業者の手配をしなければならない。
しかも故障の頻度は日本の5〜10倍。結構なストレスだ。
さらに修理を呼んだとしても大変。
時間通りに業者が来ることはまず無い。
数時間の遅刻は当たり前で来たとしても手ぶらでやって来る。
そして今から道具を取りに行くと言ってまた数時間戻ってこないなんてこともザラ。
その日に戻ってくればラッキーなレベル。
いざ作業が始まったとしても素人レベルの職人が多く、仕事がまぁ雑。
その上チップの要求。
日本はいい場所だと思う。
こんな住宅事情を救ってます。